姿勢がアンバランスになる理由
人は姿勢を保つのに、沢山の筋肉を使ってバランスを保っています。
姿勢がよくないと指摘される人は、引っ張り合いながら上手くバランスを保っている筋肉の片側が強すぎたり弱すぎたりするために、強い側が硬くなったり伸びがわるくなったりし、弱い側では筋肉が伸びてしまいバランスを保てなくなり姿勢を崩してしまいます。
筋肉が硬くなったり弱くなるわけは
整形外科的に姿勢が変化する原因として筋肉の短縮・損傷・麻痺などが、機能的な原因としては前述の通り、筋肉が硬くなりすぎたり、弱く伸びてしまう事が考えられます。
筋肉は運動学的には姿勢筋と相動筋に分類できます。
姿勢筋は硬く(緊張・短縮)を起こしやすく相動筋は機能低下(伸びて弱まる)を起しやすいのです。
例えば腰~背中の筋肉は姿勢筋に分類され硬くなりやすく、腰や背中のコリや痛みを誘発し、姿勢筋に拮抗する相動筋であるお腹の筋肉(腹筋)は弱まっていきます。
何故、筋肉が弱まったり、強くなったりしてしまうのかは様々な要因が考えられます。
運動不足やお仕事などで特定の筋肉を酷使、日常での不良姿勢によるもの、下肢~骨盤~背中の歪みによる関節の動きの低下や身体の冷え・易疲労・睡眠不足など、それらが複雑に絡み合ってるものなどがあげられます。
当店の検査と身体の歪み計測器による可視化
当店では、触診と整形外科的な各種可動域の検査に併せて、姿勢計測器を使用することで、これまで口頭だけでは、ご説明しにくかった筋肉の張りや姿勢の歪みなどを可視化します。
お悩みの痛みシビレ・コリ・倦怠感など原因の一つである身体の状態が一目瞭然で理解できるようになっています。
身体の歪み計測器について
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姿勢チャート (総合スコア)で姿勢に100点満点で点数つけます。
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正面 屈曲 側面のゆがみの様子を表示します。
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上から見た時の両肩(赤線)と、両腰(青線)がどれくらいネジレているか表示します。
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背中の傾向について、猫背や反り腰など4パターンの姿勢傾向を分類します。
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筋肉の傾向について、バランスが崩れている筋肉について色分けして表示します。
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.筋肉の凹凸状態をモアレ表示します。
姿勢計測時の服装について
基本、服をきたまま計測できますが、計測に不適切な髪形と服装があります。
・体形がすっぽり隠れてしまう上着やスカート、黒っぽい素材
・肩までかかる長い髪や、髪を束ねた際に左右非対称になる
※スカートでご来店の際は、着替え(スウェットパンツ)をご用意しております。